さっきまで晴れていたのに不意に天気が崩れる事が最近多い気がします。突然の雨に降られてブラウスが透けた女性にはやんごとなき魅力を感じるんですが、基本的に通り雨はあまり好きでは無いです。
通り雨といえば、不意に降られて雨宿りをしていたら後からちょっと焦った感じで好みの異性が飛び込んできつつ二人並んで雨が止むのを待っていたら不意に『何か…雨…止まないですねー…。』みたいな話を急に降られてドキドキしつつ『あー…ハイ本当ですよね…。』とか馬鹿もっと気の効いた言葉返せよ俺ッ!ああああ!
みーたーいーなー、鬱なドラマが脳内では展開されがちですが、実際に通り雨で起きえるドラマ的展開なんてのは↓程度のモンだと思います。実話。
商店街を歩いていると不意にザァザァと雨が屋根を叩く音。駅に着くまでに止むだろうか?少し悩み、近くにあった100均ショップで小さい傘を買った。その場で袋を開けて貰い受け取る。レシートはその場で捨てた。
適当に散策しながら歩いていると、雨から逃げてきた人達で商店街が賑わってきた。ズブ濡れの人達を見てほんの少しの優越感を味わう。自分の小ささにも、少し笑う。
結構歩いて商店街の出口に来たが、やっぱり雨は止んでいない。何となく『勝ったな』などと意味のわからない事を考えつつ、傘を開いた。
開かなかった。
問答無用で開かない。10cm上に上げると止まる!傘を開ききった際に固定し、傘を閉じる時に親指で押さえるあの金具がガッチリ溶接!!可動しないから開きすらしない!!!
考える。
傘は100円。
レシートは無い。
購入場所まで徒歩10分。
そして駅までも、徒歩10分。
傘を現状の最大限開く。丁度肩幅。羞恥に打ち震えながら歩く。もう傘を捨てればいいのだが、世界に対する最大限の反抗として意地でも捨てない。僕のプライド税込105円。
道行く人に笑われるが決然と無視。雨からは顔しか守れてないけど軽々と無視。平常心で通り抜け、一度細かく上下に動かし軽く周囲を威嚇。自分の大きさに少し笑い、駅のトイレで泣いた。
ドラマというかコントな。