2008年12月01日

★骨は語る。

ふとしたキッカケで海外ドラマの『BONES』を見てしまい、定期的にレンタルを繰り返して、ついさっきシーズン1を全部見た。ドラマそのものをほとんど見ない僕ですら、日本とは作り込みのレベルが随分違うなーと素直に感じる事が出来る。

作品の批評をしたりするほど偉い人間では無いので、気になる人は各自レンタルをしていただきたいのだけど、唯一『ココはッ!』という部分を書いておく。作品の終わりに次回予告が入るんだけど、この出来がまた良くて、先が超絶気になる風に作ってある。"主人公の両親が突如失踪した理由は!?"みたいな感じで視聴者を煽ってくんの。

最初のレンタルでこの予告を見たので、「おぉ…」とか思いつつ全部見るハメになったんだけど、シーズン1の最終話以外でこの伏線が全く回収されない衝撃ったらない。最終話も途中で終わった感が満載。次に繋がりまくる伏線が張りっぱなしで終了。他は1話完結のドラマがずっと続いてた。そういうモンだと割り切って見ればいいんだろうけど、なんだか地味に騙された気がする。これがアメリカさんのやりかた…!

そういえば人気のある他のアメリカドラマをセレクトしなかったのは、シーズン4とか5とか当たり前に出てて気が削がれたからだった。そんなに見る時間がある訳でもないし。BONESはシーズン2までがリリースされてたので、「まぁコレくらいならどうにか全部見れるか」と思って借りたのだった。どうしようかなシーズン2。

とりあえず公式サイトを見て決めようと探してみたら、本国では現在シーズン4をやってると知ったので、きっと恐らくもう多分絶対見ねぇ。

2008年12月02日

★浅すぎる深読み。

"新語・流行語大賞"…その年1年間に発生した「ことば」の中から、世相を軽妙に映し、多くの人々の話題に上った新語・流行語を選び、その「ことば」に関わった人物、団体を顕彰する賞。以上ウィキより。今まで気にもとめなかったけど、これってベストジーニスト賞やメガネベストドレッサー賞以上によく分からない賞だ。ベストジーニストならまだ他の人に自慢も出来そうなものだけど、その年に流行った言葉とか、未来の死語大賞です!と明言してるのと同じじゃないんだろうか。

芸人さんからすれば持ちネタの最後通告にも等しく、ノミネートされてる言葉の中には流行したかどうか微妙なヤツも存在してる。もしかしたら日常的に使う言葉にクラスチェンジする可能性も無い訳では無いだろうけど、そういう言葉は勝手に残っていくのが常なので、意味が無いことこのうえない。ひょっとしたら流行語大賞とはラジー賞やイグノーベル賞的な意味合いを持っているのに、誇らしげな賞のフリをしているんじゃないだろうか。そうだとしたらなんて皮肉に溢れた賞なんだろう。やるじゃないか新語・流行語大賞選考委員会。見直した。

御年75歳の審査委員長である藤本義一氏と識者の人達は、きっと『流れ行く言語の対象』として『流行語大賞』を選んでいると見た。アラフォーのフォーも実は『fault』の方なんだ。間違いない(懐古ネタ)。

2008年12月03日

★年賀状は、贈り物だと思ってないです。

しもうた。お年玉付きの年賀切手買うの忘れとったがな。年賀状はいつも早めに作る方なんで、出来上がってから買えばいいやとか思ってた。今年は諸事情(ボーっとしてた)あったからなー。年賀状を作ってる最中にようやく気付いた。

さっき『郵便年賀.jp』見たら、11月4日から売ってたらしい。ネット通販も普通に売り切れてた。明日の昼にでも買う努力はしてみるけど、恐らく無理っぽい。すまない数少ない友人達。他の番号で栄光の切手シートを当てて欲しい。

まだ年賀状は製作段階なので、購入が無理そうなら料金別納郵便に切り替えよう。よく失敗する人なので、切手を貼る手間が省けると作業が少し楽になる。料金別納郵便という存在を知ってはいても、使ったことない人というのは結構多い。個人でも10枚以上同時に出すなら受け付けてくれるので、官製ハガキの裏面に印刷しない、いわゆる『私製ハガキ』の人なら知っておいて損は無い知識。『料金別納郵便』という枠を設けて無くても、窓口に持っていけばスタンプ押してくれる。たまに自分で押せとか言われるけどな!

最近では気軽にオリジナルスタンプを作ってくれるお店とかもあるので、時間があるならそういうのを試してみるのもいいかもしれない。雰囲気でるし、無茶苦茶高い訳でも無い。インターネッツが世の中に浸透している今だからこそのアナログ感。無機質なパソコンオンリーで作られた年賀状と、手作業感が伝わってくる年賀状、貰って嬉しいのはどっちですか?という話ですよ。

僕は相手による。

2008年12月04日

★毎朝本当にご苦労様です。

秋も終わって冬本番、街路樹の落ち葉が道に散乱する季節だ。大通りは毎朝掃除されているものだけれど、時間帯が合わなかったのか、清掃員さんが掃除している姿を今まで見たことがなかった。今日はいつもと違う時間&違う道で会社へ向かったせいか、初めて落ち葉拾いをしている市の清掃員らしき人を見かけた。

レレレのおじさんイメージのせいか、なんとなくホウキで掃いているものだと信じて疑わなかったんだけど、実際は全く違っていて、なんと送風機で落ち葉を飛ばしながら集めていた。見た目は小型の掃除機ぽかったけど機能は真逆。予想だにしていなかった図式に一瞬でテンションが上がりつつ、そのすぐ後に「スカートめくりアイテム…!」という単語が頭に浮かんできて急激に冷めた。自分の寒さに身震いがする。

でも絶対清掃員さんも考えた事あると思うのよね。あれだけピンポイントで風を送れる機械ってあんまり無いと思うし。スカート見たら「めくりてー」で、疑惑の髪を見たら『剥がしてー』とか絶対考えてる。真理だと思う。むしろあれほどのオモシロアイテムなので職員同士で遊んでるかもしれない。「よーし飛ばしちゃうぞー。」「いやーん!」

まぁ漏れなくオッサンだったけれども。

2008年12月05日

★傾向と対策。

家のPCを起動させたら、ノートン先生が『一ヶ月以内にオレを新しくしやがれ。』とヤクザ顔負けの脅しをかけてきた。年に一度請求してくる先生の治療費は、ブラックジャック顔負けの法外な額なので、清貧な生活を送っている僕には辛いとこだ。実家にはウイルスバスターが入ってるので、そっちの方にも似たような通知が来ていることだろう。

そもそも実家にはセキュリティソフトが必要なのかも微妙なところ。油断は大敵かもしれないが、父上はマジでYahoo!のトップページと、釣り関係のページを3種類程度しか見ない。母上は未だに『ホームページで検索』という概念が無いので、検索窓に単語を打ち込むことすら出来ない。ソリティアして喜んでるレベル。

でもそんなウイルスバスターの更新を、去年は父上がこなしていた。本当は僕がやる予定だったんだけど、毎年年末は忙しいからそこまで手が回らなかった。放置してたら頑張ってみたらしい。そしたら出来てしまったそうだ。なんだ、やれば出来るじゃないか。

『何かもうよく分からんから、お金払って適当に全部OKボタン押した。』
冗談では無く真顔で言ってた。セキュリティソフト、やっぱ必要。

2008年12月06日

★お前の鼻が役に立つのさ。

今日一日仕事でずーっとトナカイの写真を探してた。イケてるトナカイの写真がなかなか無かったから探すの大変。あいつら良く見ると全く可愛くないしな。ところで調べているうちに『トナカイ』という言葉が、アイヌ語での呼称『トゥナッカイ』に由来するのだと知った。かっこいい…。

そんなトゥナッカイ業界の中で、一番有名なのは『赤鼻』さんかと思うのだけれど、かのトナカイは『赤』鼻がピカピカ光ることによってサンタクロース氏に目をつけられた。だとすればつまり、彼の鼻から発せられる光は赤くないとおかしいんじゃなかろうか。

ここで思い出して欲しいのが、サンタクロース氏の服は『赤×白』という事実。つまり氏は点滅にしろ常灯にしろ、つまり2~3秒に一度必ず『完膚なきまでに真っ赤な人』になっているはず。想像して欲しい。どう考えてもこれはホラー。

本来はルドルフという名前のこのトゥナッカイは、もともと配達前に辺りが霧に覆われてしまったために臨時で召集されたメンバー。『オマエなら光ってるし大丈夫だろ』とタナボタで召集されたはいいけれど、発する輝きは赤色灯。僕がサンタポジションなら、その年は緊急避難で乗り切っても来年からは必ず対策を講じる。少なくとも目立つからメンバーからは外す。子供に気付かれたらどうするよ。

つまりあの歌とストーリーは、スポットライトを当てた話じゃなくて、報われない人生を送っていた存在が、一生に一度の死に花を咲かせた悲しい話。

2008年12月07日

★隠れ家という言葉に反応する年頃。

お気に入りだったご飯屋さんが潰れてて普通にヘコむ。お気に入りといってもまだ一度しか行ったことなくて、しかも飲みにいった帰りの二次会に入った程度。出てきた料理とお酒が超美味しかったので、そこそこお腹一杯にも関わらず結構食べてしまい、「腹ペコの時にまたこよう!」と決意を新たにして今に至る。なんとなく入りにくい隠れ家的なお店ではあったけど、本当に隠れ家のまま潰れてしまった。心底悲しい。

家の近くには隠れ家的なお店がもう一軒ある。ここは僕が今の場所に引っ越してきた後にオープンした店で、ホルモン系の焼肉を出す店だった。馴染みの店なんて無かったし、家の近くのご飯屋さんは嬉しかったから、オープン初日に食べにいった記憶がある。

食べに行ったら可も無く不可も無くという味で、よっぽどの事が無いともう来ないだろなーと思っていたら、案の定数ヶ月で店は一時閉店してしまった。『一時閉店』と書いたのは、その店が少し前にリニューアルオープンしたからだ。店の人も一緒だったし、またホルモン系だったけど、焼肉は辞めたらしい。

今度こそはと食べに行ったら、可が無く不可になってた。既に客足が遠のいてる雰囲気があるので、そこも隠れっぱなしで終了しそうな感じ。ちなみにこの店の隠れ家的というのは、店は出来上がってるのに工事途中っぽい雰囲気が何故か消えないという、逃亡者的な意味合いでの隠れ家。ベニヤ貼りのせいだと思う。

2008年12月08日

★いい歳した大人が2人。

知り合いの作家さん達が開催していた展覧会に顔を出す。友達と行ったんだけど、その周辺はギャラリーやカフェがすごく多い地域で、お洒落な小物を置いた店も割とある。友達が行ってみたい文房具屋があるというので、一度展覧会に行った後、すこし時間を潰すくらいのノリで出かけることにした。

雑誌に載ってたトコロだそうで、誌面には3センチ四方の小さい地図があった。それを頼りにいざ出発。駅から5分というその場所へ行くため、まずは駅近くへと戻り、大きい道路に沿って歩く。歩きに歩いて15分。このへんじゃね?と検討をつけて歩き回った場所は、地名が既に違っていた。

やっぱり当てずっぽうは駄目だよねーと、今度は人に尋ねてみた。幸い目的地の近くに郵便局があったので、ガソリンスタンドの店員に訊いてそこを目指す。順路もバッチリ把握、すぐそこにありますよという店員の言葉を信じて歩くこと15分。完全に迷う。

ムキィィ!という奇声をあげて、文明の利器ケータイを取り出す。現在地の位置情報をGPSで取得し、無事郵便局を見つけ出してたどり着く。よし目的地はすぐそこだ!と必死で探すこと10分。まったく見つからなくて絶望する。これは何の試練だ。

「もう何も信じれねぇ…」と呟きつつカフェに入る。外は寒いし疲れるしで、とりあえず身体を癒すため甘いモノを注文。プリン美味しい。既に心は折れかけていたけど、意地でも見つけたかったので、ケータイに色んな情報を打ち込んでいき(地図は詳細地図にしようとしたら有料になったので止めた)、ヒントを探していったら、何となくアソコだろうなーという場所が判明。ようやく、ようやくだ。

カフェを出て、本日3度も見た路地を通り抜け、ちょー分かり辛い場所にあったその文房具屋さんを発見。すんげー長い道のりだった。冷やかし程度で行くつもりだったけど、悔しかったから文房具を購入。テープを買った。途中カフェにて休憩を挟まざるを得ないという、1時間以上もの大冒険。その最終目的地であった文房具屋は、顔を出したギャラリーから徒歩2分の場所に存在していた。

2008年12月09日

★僕はとても分別のある常識人です。

捨てる神あれば拾う神ありで、家の近くで良さげな居酒屋さんを見つける。アルコール込みで2000円以下、ボチボチ美味しくて激烈にお腹一杯。最近ハズレが多かったから割と嬉しい。食べ過ぎのあまり眠い。

そういえばもう3日連続でビールを飲んでいる。あまり晩酌をしないので、こういう事態は非常に珍しい。せいぜい正月くらいじゃないだろうか。正月といえば小学校時代の友人から先日電話がかかってきた。今年も正月に地元の友人だけの飲み会をするから、ちゃんと参加しろよとのこと。去年は地獄のような光景を見たので、全然参加したくないっつーか、むしろ友人としての関係をフェードアウトした方がプラスに働きそうなヤツらが多いのだけれども、少しばかり用事があるんで、今年も一応参加してくる。去年と展開が一緒だったら、来年からは友人関係含めて即座に見捨ててもいいかもしれない。

内心思ってるだけじゃなくて、電話してきた友達には、さらに乱暴な言葉でガミガミと伝える。この程度でいちいち気に病むほど繊細な人間は、あの場には来ないので何の問題もない。配慮するだけ時間と電話料金の無駄になってしまう。

「いーか、次はないぞ。あんな汚い飲み会。」
『オイなんやねん。オレの友達が汚いとでも言いたいんかい!』
「そーやん。」
『そやな。』

新年三日が審判の日です。

2008年12月10日

★文字は平気。

今日はノーベル賞の授賞式。8日に益川敏英さんがノーベル賞記念講演してたのがニュースで流れてたから見ていたのだけれど、日本語で自伝的作文のようなスピーチを読んでいた。個人的にああいうの見ると地味に「あぅあぅ。」とか思ってしまう。引いてるとかじゃなく、悪口を言いたいとかでもなく、僕個人が見てられない。

『居たたまれない場面』が苦手といえば分かりやすいかもしれない。例えばバラエティ番組で出てくる、恥ずかしさを前提にした『笑う』ではなく『笑われてしまう』空気のような。恥ずかしいのは僕じゃないのに、その状態を見ていられない。いや見てても全然大丈夫なのは大丈夫なんだけど、そういう場面になったら割とテレビのチャンネルすら変えたくなる。実際変えれそうな時は変えてる。なので周りからは『お前は何でいつも良い場面でチャンネルを回すんや!』と大好評。

当の本人が恥ずかしがってるかどうかは関係なく、それを自分の身に置き換えたときに気恥ずかしいと感じたら無理っぽい。この現象に関して専門的な人が心理的な分析をすれば、なんとなく恥ずかしい結果が出そうな気がする。それはキュウイチさん自身が、笑われることを極度に恐れているからですよ云々。

あぅあぅ。

2008年12月11日

★忘念会。

12月も残り3分の2を残すのみ。年末ギリッギリまで忙しいところは割と少ないかと思うので、恐らく今がラストスパートの時期じゃないだろうか。僕もそれなりに忙しいけれど、ここ数年の間では最も手が空いてる風味な年末。ヒマという訳じゃ無く、心を込めて仕事しにくいのが本音というか、立場的に断れないうえに、ほとんど儲からず、しかも面白くないという仕事をこなしてる。プレッシャーが少ないのだけが救いだ。

速いところでは来週あたり忘年会をするらしい。無礼講という名の下に、空気の読めない新人が上司に絡んでしまい、年明けからハブられる人が今年も何人か居るんだろうなーと考えると、心がほんのりあたたかくなる。かくいう僕も会社の飲み会で一度潰れてしまったことがある。翌朝の虚無感は異常。なぁ、こっち来いよ。

人間誰しもはっちゃけてしまう時はあるかと思うので、仕方ないといえば仕方ない。数年前に会社の先輩も仕事の飲み会で壊れてしまったそうで、社長と交友関係のある偉い人達に心底絡みまくってしまったらしい。翌朝「ここ数年で一番最悪な日」と、潰れた本人と社長が口を揃えて言っていた。

潰れた経験があるのは僕も一緒だったので、「まぁいいじゃないですか。最悪を知るというのは悪い事じゃないですよ。」と優しく励ましてあげたら、うな垂れていた顔をバッとあげて「…すごいなその発想と悟り!さすが仏教の都、奈良出身!」と褒められてるのか馬鹿にされてるのか微妙なラインの感心をされた。

酔ったコイツはさぞウザかったろうに、とちょっとだけ思った。

2008年12月12日

★異文化交流。

通常業務から離れて、今日は夕方から2~3時間ほど外で仕事をしていた。今年の2月にも作業したんだけど、看板貼りのお手伝い。前回もネタにしていた。慣れない作業はするものじゃないと実感する。超グッタリ。

ずっと同じ場所に居たのと、すこしの間一人で作業していたからだと思うんだけど、女の人に声を掛けられた。30代後半くらいのショートカット。はて何だろうかと訝っていると「(&!”#$%$#&~」みたいな感じで何か言われる。全然わからん。

発音&顔立ちで判断するなら、恐らくは中国語。でもここは日本という国で、僕は日本語しか話せない。とても困った。悩んだ顔を見たためか、今度は『(&!”、#$%、$#&~』と言葉を区切って、ゆっくり丁寧に言われた。問題はソコじゃない。

どうも力には慣れそうに無いなーと「ソーリー。」と謝る僕。日本人に対して、中国語で話しかけて、英語で返される変な光景。だけどもその人は引こうとせず、単語を連呼して会話を成立させようとしてくる。何度か聞いてるうちに「シーショー!」と言ってるのだけは理解した。シーショー。この流れだと『アレ』なんだろうか。

僕が答えを言う前に、その人はさらなるアクションを起こした。目の前で膝を曲げ、手をお尻付近に持ってきて。何か出すような手振り。「シーショー!」という言葉も忘れずに発音してる。オーケイ。完全に理解した。お手洗いですねフロイライン。

幸い僕が居たビルが、外部の人でも使えそうなトイレがある場所だったので、ビルの案内図を使って教えてあげた。場所は2階だったので、説明が終わったらエレベーターを指差してピースサイン。理解できたようで、会釈しつつ急いで乗り込んでいった。

『トイレは何処ですか?』は、海外旅行する際に覚えておくべき絶対の言葉と良く言うけれど、本当にそうだなーと実感した瞬間だった。そしてその気になれば意外と言葉なんて無くても意思疎通は出来るなーとも。勉強になった。だがしかし。

せめて女性に声を掛けろ。

2008年12月13日

★選択。

年末から正月にかけての予定はお決まりだろうか。そろそろ自分に『急遽決まる飲み会』以外の選択肢を与えてあげたいと思うんだけど、なかなかどうして難しい。正月をハワイで、などという芸能人的贅沢を言うつもりはないけれど、何処かに県外にでも行きたいなーとは毎年考えてしまう。それにしても何でハワイなんだろね。すこし不思議だ。

『すこし不思議』と『旅行』というキーワードで僕が思い出してしまうのが、藤子・F・不二雄という存在。SFという単語を『サイエンス・フィクション』では無く『すこし・不思議』の意味とし、いくつも短編漫画を書いていて、アニメ化もされている。

時代は変わって僕の中学校時代。校外学習という名の遠足にはチャーターした大型バスを使う事がほとんどだった。バスの中での出来事なんてほとんで覚えてないんだけど、唯一今でもハッキリ覚えてるのが、帰りのバスで添乗員さんが流したアニメだった。それが藤子・F・不二雄のSF短編集。片道2時間半ずーっと流れてた。

氏のSF短編はメッセージ性が強いモノが多かったので、見た時はかなり衝撃だった。特に『カンビュセスの籤』という、クジとカニバリズムをテーマにした作品が流れたときは、楽しかった遠足の帰りとは思えないほど、バスの中の空気が凍った。

添乗員さんセレクトみたいだったけど、多感なお年頃ばかりの空間で、なんであんなのを流したんだろう。その行為こそが本当に『すこし不思議』だ。

2008年12月14日

★おはよーございます@押し殺した声。

平日は家に帰るのが遅いので、宅急便などを受け取るのが難しい。そうなると自然と休日、しかも休みも満喫したい身として午前中の受取指定になることが圧倒的に多い。いつもシビアな指定で申し訳ないッス。

実家と会社がそうだからかもしれないけど、荷物を送るときにはクロネコヤマトをよく使ってる。配送業者の指定が出来るときにも、深い理由がなければクロネコ。となると僕の家に荷物を届けてくれる人も、クロネコの中の人が断然多い。

同じ配送場所で、同じ曜日の、同じ時間帯。こうなると荷物を届けてくれる配送人さんもほぼ固定。気の弱そうなお兄さんが毎回来るのだけど、困った事に休日の午前中は寝てることが大半だから、僕がお兄さんを出迎える時は大抵寝起き。

パジャマかスウェット姿で、視線が定まっておらず、受け答えは雑であり、寝癖で髪の毛が凄いことになっている、二十代半ばの男性が、チャイムを押すたびに出てくるのだ。既に都合4回は見られている。人の顔を覚えられない僕が、そのお兄さんを覚えているのも、玄関を開けたときの『ちょっと驚いた後に、なんとか何事も無かったように進めようとする』顔が印象に残ってしまってるからだ。せめて性別が違っていたら、お兄さんも少しは楽しめたかもしれないけど、現実とは残酷なものだ。

今後ともクロネコを使うだろうし、曜日も時間も固定するから、またお兄さんと会うのは間違いない。つまりお兄さん的には、僕の部屋は『強制寝起きドッキリの家』扱い。すごく忍びない。なんて酷いフラグ。なんて酷い罰ゲーム。

2008年12月15日

★年に一度の生存報告書。

今日から年賀状の投函がスタート。年賀状は年々販売枚数が低下していってるそうで、年賀状作成ソフトの売り上げも苦戦しているそうだ。若年層はメール派の方が多そうだし、あけおめメールが年賀ハガキを越えるのはいつの日になるんだろうか。

僕も宛名書き&一言を添えれば完成というところまで持ってきた。今週&来週あたりでボチボチ書いていく予定。送り先の住所をまとめておこうと思って、今年の暑中見舞いの時に使った住所録と、過去の年賀状を見比べていたら、友人の一人に暑中見舞いを送っていなかった事が判明した。ごめんなさい。

そういえば高校の時にも似たような事があった気がする。投函した後で気付いたんだけど、用意した年賀状と宛名の数が合ってない。誰か分からないけど一人『だけ』送ってないという状況。当時ケータイも持ってなかったので、確認することができず、机の上の状態から推測してその一人を割り出し、年賀ハガキ作って送りなおしたら、なんと無事にダブったという。あの時誰に送ってなかったんだろう。

忌み言葉などのルールは気にしないけれど、出した出さないは割と気にするねちっこいタイプ。こんにちは。かつて年賀状に髑髏のイラストを描いた黒歴史を持つ男です。

2008年12月16日

★つまり今日もまた。

母上から電話がかかってきた。「野菜送ろかー?」という内容の連絡だったけど、とりあえず丁重にお断りさせていただく。家の野菜は美味しいけど、この時期はバタバタしてるから微妙に食べ切れる自信が無い。年が明けたら送ってもらおう。

雑談しているうちに知ったけど、家の給湯器が壊れてしまったそうだ。昨日は湯船に寝転がるようにしてお風呂に入っていたらしい。業者に頼んだら新しい給湯器が届くのは水曜になってしまうそうで、丸2日お湯が使えないとのこと。アカンがな。

自営業をしているので、幸いにも店のお湯を使う事は可能。お風呂に関してはバケツでお湯を運んで入ったそうだ。何度もお湯を運ぶのが大変だからと、久々に父上とお風呂に入ったんだぜー?的な事を、なんとなく嬉しそうに報告された。

大変に結構な事だと思うが、報告されても困る。

2008年12月17日

★新・忘年会。

仕事の一環で小料理屋のオーナーさんと話をしていたのだけれど、会話の中で『忘年会と新年会はどう違うんでしょうねー』的な話になった。仕事収めとしてのお疲れさま会と、仕事始めとしての頑張ろう会なのは百も承知だけど、それを意識してる人なんて少ない訳で、実際には騒ぎたいだけだろうしなーみたいな。僕も飲むのは好きだけど、確かに忘年会と新年会までの短さには、若干の面倒臭さを感じてしまう。

こんなのものに答えがあるとは思っていなかったんだけど、オーナーさんは「ぼくらの業界では、不景気な年は忘年会をして、景気が良い時は新年会をしろとよく言いますね。」とおっしゃっていた。駄目だった年の事は飲んで騒いで忘れろ。逆に景気が良かったときはそれを忘れないように忘年会はしない。代わりに今年も気持ちを一つに頑張るという意味で新年会をすべし…という事なんだそうだ。

確かにこれなら新年会と忘年会の意味がキッチリと揃っている。なかなか含蓄のある言葉だったので、少しばかり感心しつつ「なるほど。じゃあ新年会が多い方が嬉しいですねー。」と軽く言ってみたら、心底真顔で「いえ、儲からないと困るのでそんなの知ったこっちゃないです。」と答えられてしまった。

不景気のせいで、忘年会予約が去年より少ないそうです。

2008年12月18日

★腐ったミカンの方定式。

現在ミカンがダンボールいっぱいにあるので、毎日食べて消費しているんだけれども、やっぱり底の方にあるヤツが幾つか痛んでしまった。今朝方見つけたので処分したんだけども、さっき見たら別の部分が痛んでた。移っていたらしい。

連鎖ミカンお腐れ状態といえば金八先生。ドラマを一話たりとも見たことが無い僕ですら、断片的な情報で何となくストーリーを把握できてるのだから凄い。でも最近じゃ腐ったミカンも随分と多様化しているというか、場合によってはミカンの木の時点で根腐れを起こしてるんだから、時代というのは変わるもんだよなーと思う。

当時の意味で言う『腐ったミカン』は、ほぼ絶滅危惧種に指定されてしまったけど、別の意味で腐ってしまった人は随分と増えた。とりあえずグーグル先生に『腐』で検索してみたら、上から下まで『腐女子』しか出てこなかった。

お前らは腐ったミカンだ!

2008年12月19日

★窮鼠。

業界としての流れもあるんだろうけど、そろそろ新しい分野の仕事に取り込もうぜ?的な空気を社長がちょいちょい出してくる。正直全然やりたくないんだけど、確かに時間があるうちに新しいソフトの使い方でも覚えておかないと、将来肩身が狭くなる予感が少しばかりしなくもない。

新分野用のソフトは既に購入されていたものの、活用される事なく会社の棚でホコリを被っていた。ブツが手元にあるせいで拒否権も発動しづらく「ちょっと試しにやってみてよ。」などという不条理すぎる社長命令により、仕事の合間にソフトを渋々インストール。ハードディスク容量を一気に2ギガ喰われて若干凹む。総容量から見れば大したことないけど、色々入ってると後で泣きを見ることが多いので、余計なソフトは可能な限り入れたくない。まぁ会社の持ち物なんですけどね。

とりあえず起動してみようとしたら、関連ソフトの一つが立ち上がる前に強制終了してしまった。諦めずもう一度チャレンジするも、またしても同じようにソフトが落ちる。アプリケーションを起動する前からこの仕打ち。きっと神様が「そんな事はしなくてもいいんだよ?」と優しくおっしゃっているに違いないけど、強権を振りかざす悪魔にサラリーを貰っている身として、神様的な何かを罵倒しつつ原因を探る作業へと移行。まさかここまでスピーディーに泣きを見るハメになるとは思わなかった。

一通りネットで症状を確認するも該当例は無し。そもそも起動すらしないというのが腑に落ちない。同じパッケージに入ってる他のソフトは問題ないのに、一つだけが利用できないとか特殊すぎる。インストールに失敗したとか、ライセンス認証が駄目だったんだろうかと、とにかく色々と方法をを変えてアプローチ。それだけで一日が終わった。泣きを見たというか、純粋に泣きそう。

結果で言うならソフトの起動には成功した。何度も何度も実験を重ねるうち、ある一定の順序を辿った時にだけ、一度限りソフトが起動する事に気付く。それを取っ掛かりにして色々と検証していくうち、CPUやメモリの稼働率に問題があるのではと調べたら、アプリケーション起動時のCPU稼働率が異常に跳ね上がっていた。それを踏まえて起動時の負荷を下げるように調整したらアッサリと起動。つまり今日一日悩まされた原因は、瞬間的な事とはいえ『単なるスペック不足』でしかなかった。

あまりの虚しさに泣いた…なんてことは無く、社長に「分かりました!原因はメモリ不足のようですッ!」と爽やかに嘘を吐いて追加のメモリを買っていただく。1ギガ増。実際に足りてないから問題など無い。無いぞ。

泣きを見せられたから、嘘泣きで返したんだ。

2008年12月20日

★それは今から17年前。

休日なので何か映画でも見ようとレンタルビデオ店へ向かう。こういう店は場所によって各店の特色が出てくるものだけれど、僕が入ったお店は中高年層が多く住んでる住宅街のせいか、やたらと韓流コーナーが充実していた。

個人的には韓流が『ブーム』と呼ぶべきレベルで盛り上がったかどうかは、正直疑わしいと考えている派閥に属しているのだけれど、少なくともミセス達の一部に熱狂的な人気を誇っていたのは確か。支持基盤となっている層が声が大きい&お金を持っている層だったため、メディアに取り上げられる機会も多かったんじゃないのだろうか。

ブームは『広く浅く』が基本で、逆に熱狂は『狭く深く』だと思ってる。日本のブームは『熱しやすく冷めやすい』というタチの悪いモノだから、一気に掘り下げないでいいところまで掘り下げてしまう。本気出すと自重できない。

棚で特設されてた『イ・ビョンホン幻のデビュー作、"アスファルト 我が故郷"が好評レンタル中。初々しいビョンホンの貴重な姿が堪能できます!』とかその最たる例で、そこはもう触れてあげない優しさをファンが持つべき。

2008年12月21日

★貰って嬉しい贈り物。

母上から電話がかかってきた。このタイミングだし正月の帰郷命令だろうかと話を訊いてみると全然別件。『まぁ一応息子にもちょっとお伺いを立てておくか』的な、確認の電話のようだった。

少し前にミカンを毎日食べてるという話を書いてるけど、そのミカンが実は頂き物で、故あって実家の方にも贈ってもらっていた。そのお返しとして、先日酒造に見学にいった際に買ったお酒と奈良漬け(先方が好き)を贈りたいのだそうだ。

否定する要素が無いので、それは良いことじゃないですかーと相槌を打っていると、そこに入り込んでくる「それでなー」という言葉。用意していたダンボールに荷物を詰めたら、どうも少しばかりのスペースが空いてしまったそうで、ビンが割れるのを防ぐために他に何かを詰めようとしていたらしい。

母:「こないだ新品の靴下をいっぱい貰ったんやけどな。」
僕:「ソレはちょっと踏み込みすぎやろ。」

良かった。事前に止めることが出来て本当に良かった。

2008年12月22日

★むしろそこがメイン。

『OSAKA光のルネサンス』というイルミネーションのイベントがあるんだけど、仕事で会場の近くを通る事もありちょっくら見学に行ってきた。サンドアートの特別出展が見たかったのですよ。このイベントは初めて開催されたときから知ってるけど、イルミネーションが貧弱なのに年々人が増えててビックリする。市の財政難を受けてイベントの縮小や廃止が多いから、こういう娯楽に飢えてるのかもしれない。

青色発光ダイオードは明るいなーと、イルミネーションにおける正しい感動を10秒で済ませ、『WEST LIGHT PARK』というエリアにのみ出展していた屋台を巡る。大して広くも無いエリアだったのに、ケバブの屋台が3つくらい存在してた。『世界のグルメが楽しめる』とか言う触れ込みはどうした。

とりあえず一番心の琴線に触れてきたトルコケバブを注文する。即座にお店の人であろう金髪のお姉さんに『あれ飲み物は?』と流暢な日本語で尋ねられる。「いらねぇス。」と答えたら『(´・ω・`)エー!マジデー!』と返された。商売がお上手ですね。

ケバブを食べ終えた後は、同じくワインの屋台を出していたお店でホットワインを購入しつつ、ボケーっとしてた。初めて飲んだけどホットワインはなかなか美味。ワイン苦手だから普段は買わないんだけど、これなら普通に飲めそうな感じ。今度作るかな。

感動を約束とまでは言わないけど、そこそこ楽しいイベントなので、大阪付近に在住の方は『出かけたついで』に行くととても良いかと思います。個人的に一番の見所は、現地では無く公式ホームページのトップ画面に配置されてる『開催資金の募集について』という項目。押せるボタンの中では一番作りに気合が入ってる印象。

2008年12月23日

★新しい朝が来た 希望の朝だ。

休みと休みの間に挟まれた出勤日というのは、どうにも油断しがちなものだけれど、まさにその休みと休みの間に挟まれた出勤日であった昨日、見事なまでに寝坊した。いつもより45分も寝過ごしてる。普段なら諦めて遅刻するんだけど、社内では僕が関わってる業務のみ今年はほぼ終了してて、僕だけが先週末の時点でパソコン弄くって遊ん…勉強してるような状況。小市民として、このタイミングでの遅刻はマズい。

ご飯も食べずに本気出して身支度を開始。いつものスピードより3倍(当社比)ほど急いだところ、10分ほどで準備が完了した。普段の出発時間より全然早い。ふしぎ!

読んでの通り、僕は起きてから出発までに1時間少々の時間を要する男。いつも気付いたら時間が経過してるような状況なので、最近少しばかりの危機感を感じている。前までは異常な寝起きの良さを如何なく発揮していたんだけど、最近では全然駄目になってしまった。毎日1時間ちょっとだから、一ヶ月で計算すると、ほぼ丸一日をボケーッと過ごしてることになる。非常に虚しい。

そんな事を考えながら、雑用していたら、遅刻した。

2008年12月24日

★丸ごとイッてみた。

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2008年12月25日

★材料費は2000円。

昨日のローストチキンは醤油で味付けしてあるんで和風味。中の詰め物の事をスタッフィングって言うそうなんだけど、これも出汁で炊いたモチ米と刻んだ野菜を詰め込んだだけなので、どうしようもなく和風味。昨日はそれぞれを美味しく頂きつつ、クリスマス本番である本日は、食べきれなかった鶏肉&モチ米を混ぜ込んでおにぎりを作り、ついでに焼く。炊き込みご飯テイスト溢れる焼きおにぎりが完成。

焼きおにぎりとかあると、汁物が欲しくなるのは自然な流れ。おにぎりに一番合う汁物はミソスープと相場が決まっているので、当然の如くスタンダードな味噌汁を用意する。そして焼きおにぎりと味噌汁がありながら、ウインナーが無いとか馬鹿じゃないの?という発想のもと、ボイルではなくフライパンでこんがりと焼いてみた。

かくしてキリスト降誕に相応しい夕飯が完成しました。大日本帝国万歳。

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2008年12月26日

★仏教徒。

サンタの帽子を被ったスタッフ達が、献血カーの前で『献血にご協力お願いしまーす!』と大声を出してた。プレゼントが血液とか超シュール。しかも与える側。そんな事すると『サンタの赤は返り血』説に妙な信憑性が出てくるからやめなさい。

クリスマス的な雰囲気を手軽に出すため、そういうグッズを身に着けるのは悪いことではないけれど、基本的にそういうのを被っている人は、店員さん等の『被らされてしまってる人』が圧倒的に多い。いつも通る道がカポー共で賑わいまくっていたので、遠回りしつつブラブラ散策して家に帰ってたんだけど、明るく振る舞ってる人よりは目が据わってる人の方が多かった。そりゃ被りたくないですよね。

ただ世の中不思議なもので、自分から被ろうとする人も居るのは確か。人がよく集まる場所に行くと、絶対数は少ないけど、サンタっぽい格好した子を稀に見かける。本人が楽しければ構わないとは思うけど、正直自分の周囲に置き換えたときにアリかと問われれば完全にナシ。イロモノもいいところ。

そういえばサンタっぽい女の子は見かけたけど、トナカイっぽい男は居なかった。さすがに『角』はハードル高いかなー…ん?クリスマス…角を付けた…イロモノ…。

今『せんとくん』が生き残る道が見えた!

2008年12月27日

★何か あったら どう するの~。

不意に窓の外から演歌が聞こえてきた。時刻は社内の空気が淀みに淀んだ午後7時。世の中的な26日の仕事納めではなく、29日が仕事納めになってしまったところにヒントが転がってる気がする。それはさておき、暗いので何処から聞こえてくるかはわからないけれど、結構な大音量と思われる。なんせ締め切った窓から漏れ聞こえてくるというレベル。外に出たらもっとうるさそうだ。最初は忘年会終わりのサラリーマンが暴走しているのかなーと思ってたんだけど、歌ってる人が結構上手いうえに、同じ曲がリピートで流れてくる。さてはイベントでもやってるな。

気になったので休憩をかねつつ外へ出てみる…が、それらしき姿は見当たらない。割と人通りが多い時間帯だったので、音の出所を目指して歩いていくと、会社から少し離れた場所に駐車していた『ドアを締め切ってる』高級車から漏れてた音だった。

道行く人すべてが注目する大音量。スモークフィルムが貼られた窓。何故か車に乗らずにずっと外に立っている運転手。車のナンバープレートは『1』。全ての要素が「ヤバくね?」と警告していたので、回れ右してそそくさとその場を立ち去る。ふと見知らぬ曲だったものが『天城越え』に変わっていると気付いた。

何があっても もういいの
くらくら燃える 火をくぐり
あなたと越えたい 天城越え

関わりたくねー。

2008年12月28日

★ハンズならなんとかしてくれる。

大掃除をするので、足りない掃除グッズを買おうとハンズへ向かう。家の道具だけなら近所でも揃えられそうだったけれど、僕が会社で使おうと思っていた道具は近場じゃ売っていなさそうだった。ブラインドを挟み込んで拭ける道具が欲しかった。

会社の大掃除で一番厄介なのがブラインド。毎年掃除してるけどコレが面倒で仕方ない。しかも掃除の最中に『ペコッ』とか鳴って曲がりでもしたら、掃除しなかった方が良かったんじゃないだろうかレベルで見栄えが悪くなる。パッと見の見栄えはいいので、将来住む家はブラインドでもいいなーと考えてた時代もあったけれど、初めてブラインド掃除を経験した瞬間から、あぁこの道具は不完全なんだなーと思うようになった。もう設置など考えられない。掃除がしにくい家具など商品として論外だ。

ところでハンズに目当ての商品が無いと裏切られた感がすごいですね。

2008年12月29日

★そうだっけ?

最近は年末年始も稼動してるATMが増えてきた。ここ数年で大手銀行は大体使えるようになっている状況。ゆうちょ銀行のみ今年は1月1日から3日間のみ使えないけど、それは他銀行との相互振込を可能にするためのものらしいので、来年からはまた普通に稼動してると思う。便利な世の中。

ゆうちょの口座は一時期だけ持っていた。高校を卒業して京都の学校への一人暮らしが決まったある日、母方の祖母殿から召集命令がかかった。少しだけ離れた家に自発的な一人暮らしをしていらっしゃる方なので、そろそろと顔を出してみると、お小遣いにしては少し多すぎる額を渡された。「何ですかコレは?」と話を訊いてみれば、祖母殿は一番近い血筋の孫4人に対して、毎月少しずつお金を積み立てていたそうな。それぞれが18歳になったら『運転免許証の取得代』として、そのお金を渡すことに決めていて、僕も18歳になったからとのことだった。なんという感動秘話。

感謝しつつもありがたく受け取り、家に帰って祖母殿の娘である母上に報告する。そのお金は特別なものだから、近くの郵便局で口座を作っておき、そこに入れておきなさいという金言に従い、近くの郵便局で口座を作成した。

一人暮らしは何かとお金がかかったので、口座残高は徐々に減っていった。もともと銀行口座しか使わないこともあり、ゆうちょの口座に入金することは無く、残高のみが少しずつ減っていく。学校を卒業して社会人となった数年後、整理する意味でゆうちょの口座を閉じた頃には、2000円程度の残高しか残っていなかった。

僕にとってはそんな懐かしさを感じさせる『ゆうちょ』。民営化し、ゆうちょ銀行が出来て、今度は銀行の振込が可能になる。国有化してた方が良いと思ってるんだけれどもね。この間実家に帰ったときに、そんな他愛も無い話を母上としていたら、『お金』と『ゆうちょ』で当時のことを思い出したのか、母上が『確かキュウイチが一人暮らしをするときに、お金渡したやんなぁ。」としみじみと言い放った。

アンタじゃない。都合よく記憶を改竄するんじゃない。

2008年12月30日

★最後に鍵を閉める人。

仕事納めだったので、会社の大掃除をしていた。ただ今年は与えられた指令のせいで掃除はほとんどしなかった。一日の大半をつぎこんで僕がしていたのは『配線をまとめる』作業。会社の中に縦横無尽というか乱雑極まりない状態で絡まって絡まって絡まりまくっていた配線を、解きほぐし、分別し、繋ぎ直し、まとめ、括っていた。

プログラミングの世界ではない、現実世界でのスパゲッティコード把握作業をこなすうちにふと気付く。あぁ、自分に足りなかったのはコレだったのかと。目の前に立ちふさがるグシャグシャに絡まった現実。見た瞬間に見切りをつけて諦めてしまいそうになるのをこらえ、端の方から少しずつ少しずつバラしていく。そうすると徐々に見えてくるゴール。基本ともいえるこの過程を見失いそうになっていた。今年の僕にはその根気が、意気が圧倒的に足りなかった。そう、今の自分には我慢が足りない。

コツコツとコードのまとめ作業をこなしていく。最初は終わることなどありえないかと思うほどの量だったコードは、徐々に、だが確実に整理されていく。そして業務時間の終了間際、ついに全ての工程が終了した。僕はやりきったのだ。

既に忘年会の予約時間が押し迫っている。あわただしく社内の戸締りが始まり、僕も出発の準備を始めた。社長の『全部終わったな。行くぞー。』という言葉と共に会社を出る。会社ドアの鍵を閉める。カードキーで二重ロック。僕が戸締りをした。この瞬間に、2008年度の業務が全て、つつがなく終了した。

無事に忘年会を終え、現地解散。他の社員に挨拶をすませて駅に向かう。さぁ仕事は終わった。忘年会も終わった。あと僕が行く先は一つだけ。会社に戻って『唯一掃除されてない』自分のデスクを片付けるのだ。

今の自分には、圧倒的に、我慢が、足りない。

2008年12月31日

★神の思し召し。

ありがたくも忘年会という素敵すぎる催しに呼ばれたので、一日だけ地元に戻っていた。非常に美味しい鍋ではあったけれど、デザートに食べたソフトクリーム2個が、『後味』という意味で誠に残念な結果を残してくれた事をここに報告したい。店員さんの注文ミスで余ったから食べただけだぞ。本当だぞ。

実家に戻ってお風呂に入り、小説を一冊読み終えた頃には時刻は3時。このまま昼まで寝るのだろうと確定的未来を予感しつつ布団に入ってザッツ就寝。起きたら朝の6時半で、近年稀に見るほど爽快な目覚めというオプションまでが付いていた。このまま惰眠を貪るのは少しばかり勿体無いので、健やかに起きて親に挨拶。熱い緑茶を一気に2杯ほど飲んでカフェインと水分摂取。なんか色々と面倒なので台所の流しに頭を突っ込んで蛇口を開放、寝癖をリセット。時刻は7時。オーケイ。着替えて出かけよう。

とはいえそこは奈良。元々遊ぶべきモノが少ない土地柄、加えて早朝というシチュエーションを踏まえれば、足を運べる場所は心底限られてくる。となれば今年の正月に買い求めた『お守り』を大晦日に返納するというのは、なかなかどうして冴えた時間の潰しかたではないかと愚考する次第なのだけど、世間様としてはどうなんだろね。

信心深い訳でも信じる神が居る訳ですらないけれど、キリシタン弾圧的に『十字架を踏め』や『お地蔵さまに蹴りを入れろ』等といわれれば、僕としては躊躇せざるを得ない。それと同じように『お守りを捨てろ』というのも、不可能ではないけど、まぁ出来ればやめておこうかと思っている。

電車を乗り継いで無事到着。元旦を翌日に控えた日の、その早朝の神社。県内でも有数の巨大さを誇るその場所は、当然の事ながら閑散としていた。早朝ランニングをしている人が何人か居る程度。露店も全て閉まってる。普段なら人ごみで溢れていて身動きにも苦労する砂利道、そのど真ん中を悠々と歩いて進む。こうして歩くと今まで見えてこなかったものが見えてくるから不思議だ。具体的には奥まった場所に鎮座していた『クレープーさん』という露店のネーミングセンスとか、近くにあった休憩所で缶コーヒーを購入した際の、『喋る自販機』による「いよいよ年末ですね」「一年間ありがとうございました」という大晦日限定の喋りとかだな。

ダイドー、恐るべし。