普通やろ。
息子という食い扶持が減ったからだろうけど、家の食事が少しばかり豪華になっていた。豪華というか、生活ランクの上昇ともいうべき類だろうか。具体的に例えば朝食なら、今までヤマザキの食パンだったものが何処かの天然酵母パンへと変更され、そのパンに塗るものがマーガリンからバターへと進化していた。
全然大したことないと言えばそうかもしれない。でも今日の朝食にはさらにヨーグルトも付いてた。そのヨーグルトに手作りのジャム(貰い物)を乗せて食べてた。思わず「貴族やん」言うたからね。「普通やろ」と返されたけども。
帰ったついでに服の整理もしてきた。持っていけそうな秋冬服を探したんだけれど、気に入るものが無かったので、仕方なく処分するものをピックアップ。母上に「コレもう着ないので…」と伝えたら、その中にあったデニムを指差して「コレ勿体無いから穿いていい?」と言ってきた。異論はないのでそのまま進呈。存分に裾上げするが良いさ。
その後少し外出して戻ったところ、母上が沈痛な面持ちで「キュウイチに貰ったやつボタン閉まらんかった…。ファスナー上がらんかった…。」と伝えてきた。
「普通やろ」と返しておいた。