会話の最中『どうして大阪のオバちゃんの中には典型的な"THEオバちゃん"の格好をしてる人が居るのか?』と質問されてしまった。そんなこと僕に言われても困るのだけれど、何となく想像で答えておいた。
【Q.雰囲気の時点でオバちゃんなのは何故?】
A.性別を超えた雰囲気であるからである。基本結婚しており、子供がいたとしてもある程度の年齢に達していると思われる。この場合において『自分に異性へのアピールポイントはもう無い』と『旦那は自分と別れないだろう』という判断が下された場合、生き残るのに必要な装置は既に完成され内外の視線を気にする必要性がグッと少なくなる。性別としてのボーダーラインを超えた時、何もかもを気にしない強靱な魂が生み出されるのだ。
【Q.なぜオバちゃんはオバちゃんパーマをしているのか?】
A.効率的なお洒落である。髪型を維持するためには日々の努力を必要とする。寝癖を直し、ドライヤーをかけ、整髪料を付け整える。これがパーマの場合、軽めの寝癖はもはやパーマの範疇へと切り替わるのだ。また年齢を重ねると髪の太さと濃さがともに衰退するが、ここも全体的なボリュームアップとして活きてくる。面倒臭さと女心を両立する中年のベストセレクト。それがオバちゃんパーマなのである。
【Q.なぜオバちゃんは適当な服を着ているのか?】
A.妥協の産物である。オバちゃんとて買い物は大好きであり、本来お洒落も大好きなのだ。だが服代とはとても分かりやすい"生きるうえで必要の無い出費"である。旦那の薄給と子供の養育費、削れる部分は削らなければならない。また"体型の変化"も忘れてはならないだろう。服とは標準体型を基に作られているものであり、自らの体型を上手く覆ってくれる服装は限られる。結果値段は上か下かの二極化し、服を選ぶという選択肢がどんどん狭まっていく。そして一度" 下"に慣れた諦めから、服に拘るという選択が消えてしまい、遂にオバちゃん服が確立するのだ。蛇足になるが『豹柄』や『動物柄』を好むオバちゃんは、また別カテゴリーに分類される。恐らく雌豹のセクシーさを外的要因に求めた結果では無いだろうか。だがこれはあくまで個人的見解であり、推測の域を出ない。
【Q.なぜ色付のサングラスをしているのか?】
A.最後の防波堤である。前述したとおり、オバちゃんも本来お洒落はしたいもの。だが『諦め』や『出費』や『面倒』という諸々の事情で不可能である。だが、それでも、心の何処かで、引っ掛かってる部分があるのだ。つまりは諦められないプライド。ニートが来年から本気出すと言ってる程度の心残り感。髪は整え直さなければならない。服は着替えなければならない。だがサングラスは?…そう、そこにあるのを装着するだけ。この手頃さ、そして誰かに何か言われてしまった時に万能の力を振るうこのセリフ。『今日は日差しが眩しかったから仕方なく。』他人にも自分にも言い訳を用意できる。つまりこれがサングラスをしている理由なのでは無いだろうか。
なんか適当に書いた割には結構それっぽくなってしまった。僕がオバちゃんで無い以上、基本全部がウソであるのでいい加減やめておこう。いやでも本当に、なんでだろうね。